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飲食店でサブスクを導入する5つのメリットと4つの注意点とは?

サブスクの飲食店

飲食店でサブスクを導入することを考えている方や飲食店でサブスクを導入するにあたり準備しておくことは何なのか不安に思っていらっしゃる方もいますよね。

[st-mybox title=”当記事では” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

  • サブスクの概要
  • 飲食店でサブスクを導入する5つのメリット
  • 飲食店でサブスク導入前に注意したい4つのこと
  • 【業種・業態別】飲食店でサブスク導入事例

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について詳しくまとめています。

まずは飲食店にサブスクを導入する前に注意点とメリット、サブスクサービスを学びます。

そして既にサブスクを導入している飲食店を参考にして自社での導入を考えていく流れです。

今後、自社でどのくらいの金額のサブスクを用意して、どんなサービスを展開していくのかということに繋げていただけたらと思います。

飲食店で話題のサブスクとは?

サブスクリプションとは一定期間に対して料金を支払う定額制サービスのことです。

分かりやすい例で言うと音楽配信サービスが月額980円で3000万曲聴き放題!といったサービスです。

「サブスク」と略され元は定期購読を意味します。

飲食店のサブスクの一例としてドリンク飲み放題、ランチの割引、ラーメン一杯無料など様々なサブスクがあります。

また、よく混同されるのがレンタルサービスです。

レンタルサービスは一定期間借りることができる製品やサービスに料金を支払いますが他のサービスや製品を利用すると追加料金がかかります。

それに対してサブスクはサービスの再利用で追加料金がかからないのが特徴です。

飲食店にサブスクを導入する5つのメリット

飲食店にサブスクを導入するメリットは5つあります。

順番にみていきましょう。

安定した利益が得られる

飲食店はGW、お盆、年末年始などは繁忙期で売り上げも高いです。

ですが、特にイベントがない月は売上が低迷する場合があります。

そんなときにサブスクを飲食店に導入し、お客様に入会していただくと「飲食店のサブスクに入会しているし、外食しようかな」という気持ちになります。

サブスクで月額料金を支払っているので利用しないと勿体ないという感情を抱きます。

その結果、他店にお客様が流れるのを防げるので安定した収益が得られるということに繋がります。

また、繁忙期の期間だけでなく、天候や曜日に左右されないのもメリットと言えるでしょう。

リピーター顧客の獲得

飲食店に行く時に「◯◯が美味しいからこの店にいこう!」と考えたことはありませんか?

そのお店の商品が美味しかったからまたリピートして食べに行きますよね。

週に2、3回来ていただいているお客様にサブスクを勧めたらどうでしょうか?

「おお!すごくお得なサービス!」と感じますよね。

飲食店にサブスクを導入すると今来店していただいているお客様をさらにリピーターとして獲得できるのが大きなメリットです。

新規顧客の開拓

サブスクを利用するリピーター顧客が増えれば友人や家族にも紹介することがあります。

友人や家族が満足すれば「また食べに行こう。」という気持ちになります。

全く知らなかった状態から数回来店していただけるようになります。

新規顧客からいきなりサブスク会員になってもらうことは難しいですが飲食店のサービスの提供方法や接客対応次第で新規顧客からリピーターになってもらえる可能性がグンとあがります。

来店回数の向上

飲食店にサブスクを導入することで来店回数の向上が見込めます。

サブスクを利用する方が何度も来店されることでサブスクサービス以外の注文をする可能性がでてきます。

すると「サブスクリ以外のメニューも注文してみようかな?」といったお客様も増えるのでその結果売上アップに繋がります。

会員データや顧客データの分析

個人に紐づいた購買データを取得することで大きな情報を得ることができます。

例えば

  • サブスクの顧客満足度(解約率など)
  • お客様の来店時間
  • 会員の平均単価
  • 来店頻度

などが挙げられます。

個人に紐づいた購買データを得て顧客満足度が低ければ顧客満足度をあげればどうすればいいのか?といった次の作戦が練りやすくなります。

飲食店経営をする上で客単価、来店時間、頻度、顧客満足度はどれをとっても重要な指標になります。

飲食店にサブスクを導入するときの4つの注意点

飲食店にサブスクを導入するにあたり注意しておきたいことを4つまとめました。

サブスクを導入する場合は店舗が経営難になる可能性もありますので必ず確認しておきましょう。

初期費用と人件費

サブスクを始める際には初期費用や人件費がかかります。

例えばサブスクを認知させるための広告費や店舗の敷地内に掲げるのぼり旗、店舗内に設置するサブスクのチラシなどがその一例です。

飲食店にサブスクを導入する前に初期費用や人件費がどのくらいかかるのかをあらかじめ概算で算出し、計画性をもって実行することが大切です。

在庫管理

サブスクを導入すると在庫管理が大切になってきます。

飲食店でサブスク会員が増えてくると1ヶ月あたりの在庫管理に大きな差が出てきます。

飲食店では在庫切れをなくすために予想より多めに発注すると思いますが在庫管理に大きな差が出てくると廃棄処分が増える可能性も高くなります。

サブスク導入後には会員数が月にどれくらい増えているのか、サブスク導入前と導入後ではどの商品が人気でどの商品が不人気で在庫に差がついているのか。

ということを考えて計画的な在庫管理を行いましょう。

顧客を飽きさせない

サブスクでは飲食店を定額料金でお得に利用できるというメリットがあります。ですが同じメニューばかりだと顧客が飽きてきてしまい、サブスク会員から退会する事態もでてきます。

毎日朝昼晩、ラーメンばっかり食べると間違いなく飽きてきますよね。

そこで顧客を飽きさせないために大切なことが2つあります。

「新規メニューの開発」と「人気メニューの継続化」です。

新規メニューの開発は人件費がかかりますが、顧客を飽きさせないためには大切なことです。

飲食店内の従業員で知恵を絞り出し、定期的に新規メニューの作成を進めていきましょう。

また、人気メニューは継続することが望ましいです。その理由は人気メニューを目的として飲食しに来店されているお客様がいるからです。

自分が飲食店で大好きだったメニューが久しぶりに行ってなくなっていると残念な思いを経験したこともありますよね。

サブスク導入前の事前準備

サブスク導入するにあたりもっとも注意しておきたいのが事前準備です。

とくにチェーン店では知名度もあるためサブスクを導入すると入会するお客様が一気に増える可能性があります。

そうするとサブスク会員のお客様が来店され注文数が増えるので接客対応をする従業員が従来の人数のままだとバタバタしたり、厨房の方の料理作成にかかる時間が増えてしまいます。

ですのでサブスク導入前にはしっかりと店舗をスムーズにまわせるかということを確認して対策しておきましょう。

飲食店でサブスクを展開するための便利なサービス

これから飲食店でサブスクの導入を検討されている方も多いでしょう。

そこで飲食店のサブスクを助けるサービスを5つご紹介します。

favyサブスク

favyサブスクは飲食店のマーケティング支援などを行う飲食店向けのサブスクサービスです。

流通累計総額を1億円突破し、累計登録者数が1万5000千人を突破したのが特徴です。

飲食店への導入により、継続課金作業の自動化だけでなく解約率、会員率のデータを分析することが可能になります。導入コストが低く、ほぼリスクなしで始められるのも魅力的です。

常連のお客様だけに販売するシークレット会員券もあるのでよりリピーターを維持する工夫がなされています。

サブする

サブするは外食業界や飲食業回など様々な業界で利用されているサブスクサービス導入支援ツールです。

手軽にクレジットカードやアプリ決算ができるのが特徴です。また、各種クーポンの配信やアンケートなど様々な機能も充実しています。

新規来店の促進、リピーター獲得、口コミで話題の拡散など飲食店の売り上げ向上に効果が見込めます。

TBS番組あさチャン!や日本テレビ シューイチで紹介されています。

サブスク

サブスクは飲食店向けのサービス導入アプリで来店回数に応じて会員のランク分けができる機能や客層のリピート率なども把握できるのが特徴です。

会員の方は期間内の2回目以降の来店でお飲み物代が不要になりますのでリピート率もアップします。

MONSTER PASS

モンスターパスはこれまで300店舗以上の導入実績があり、初期導入費用が0円で定額制パスの導入が可能です。

自社サイトやSNS発信を行っている企業であればリンクを設置して簡単にサブスクを開始することができます。SNSを併用して運営している飲食店経営者の方にとっては手軽にできるサブスクサービスです。

GMOおみせアプリ

約6000店舗以上が導入している「GMOおみせアプリ」。大きな特徴は3つあります。

  • 支払い周期を自由に設定することができる(月額料金、月払いか年払いなど)
  • 2回目以降の請求はお客様が登録したクレジットカードに自動課金されるため、手間をかけずに手軽にアプリから定期購入商品の販売が可能
  • アプリ会員証の導入でコスト削減

別途アプリ製作費用が必要になりますが初期費用や月額費用もかからないのはコスト削減に繋がります。

コロナ渦で客足が減少している中で飲食店にとってサブスクの導入は安定した利益が得られたり、リピーター獲得に繋がるのでメリットが大きいと言えます。

売上が低迷している飲食店の方はサブスクの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

居酒屋等のサブスク導入例

クラフトビールパスポート

クラフトビールパスポートは東京都全域300店舗以上で利用できるクラフトビールが月曜日から金曜日まで毎日一杯飲めるサービスです。

月額2800円ですので1日あたり140円でお得にビールが飲めます。

仕事終わりに必ずビールをいっぱい飲みたい方にはおすすめのサブスクです。

食堂酒場ハル★チカ

新宿西口ハルクにある食堂酒場ハル★チカでは月額500円の会員になり、ハルチカ★PASSを入手すると全10店の飲食店にて来店ごとにランチメニューが100円引きで1000円以上のランチメニュー以外の注文で生ビールが無料になります。

来店ごとに適用されるサブスクですのでお昼はランチメニューを100円引きを利用し、夜は仕事終わりに生ビールを1杯無料で飲む。といったシーンに合わせて1日に2回使うこともできます。

養老乃瀧 鶯谷店

JR鶯谷駅にある「養老乃瀧 鶯谷店」は月額1000円の鶯谷養老に寄ろう揚Passを購入すると揚げ物が一品無料で食べることができます。

また、鶯谷養老に寄ろう呑Passは月額4600円でボトルを除くドリンクが全て無料で2時間飲み放題です。

揚げ物が大好きな方やJ鶯谷駅から近い方におすすめのサブスクです。

金の蔵

金の蔵では通常の飲み放題が1800円ですが月額4000円で1日1回飲み放題が無料になります。

毎日使えば130円で月3回の来店で元が取れる計算です。

他にも月額4980円のきんくら毎日ランチパスや月額2500円できんくらランチ5回パスなどもあります。全国の対象店舗で使えるサブスクですので場所を選ばず使えるのも嬉しいですよね。

串カツ田中

全国チェーン店の串カツ居酒屋では月額550円でドリンクが199円になる田中で飲みPass定期券のサブスクがあります。

400円以下のドリンクが対象ですのでハイボールやプレミアムモルツ中ジョッキなどもお得に飲めます。全国に250店舗以上で使えるのも魅力的です。

酔っ手羽

酔っ手羽は東京恵比寿、五反田、六本木、赤羽店など東京都周辺に店舗を構えています。

酔っ手羽のサブスクは大きく分けて4種類あります。

  • 月額10000円で4名様ぶんまで飲み放題が毎日利用可能。
  • 月額4000円で飲み放題が毎日利用可能。
  • 月額1580円で飲み放題が月3回まで利用可能。
  • 月額500円の定期購入で半永久的に店のお通し代がなし

仕事帰りに同僚や先輩とよく居酒屋に行く方は月額10000円のサブスクを、1人で仕事帰りに飲む場合は月額4000円のサブスクがおすすめです。

人数や自分が利用する頻度に合わせて選べるのがポイントです。

喫茶店のサブスク導入例

Coffee mafia 西新宿

日本初の定額制コーヒースタンドcoffee mafia西新宿店です。

月額3000円でcoffee mafia全店で通常一杯480円のハンドドリップコーヒーをいつでも無料で飲めます。また、スペシャルティコーヒーなど対象ドリンクも全て200円引きで飲めるのも良いですね。

仕事が早く終わった日にホッと一息つきたいときにおすすめのサブスクです。

新宿ミロードドリンクパス

新宿ミロード内の16店で利用でき、月額500円で対象のドリンクが来店するたびに無料で飲めます。

新宿ミロードが近くにある方におすすめのサブスクです。

新宿ミロードには人気のハワイアンパンケーキ専門店や日本初上陸のラーメン店もあります。毎日違う食事をしながら月額500円でドリンクが飲めるのはお得ですよね。

サブスクスタンドフラット

サブスクスタンドフラットは2020年10月10日に新宿駅西口の「小田急エース北館」にオープンしたサブスク商品専門店です。

月額2200円から11000円まで幅広く、スムージーやプロテインドリンク、クラフトビールなどドリンクの種類が豊富です。

忙しい朝の通勤時や通学時に気軽に寄れるのがポイントです。

焼肉店のサブスク導入例

とらじ亭

JR日暮里駅・ガーデンタワー口直結の「ステーションガーデンタワー」内3Fに位置する焼肉・ホルモン料理のとらじ亭。神田店、大塚店でも利用可能です。

月額2980円で会員になるとドリンクを2時間飲み放題!!ドリンクの種類もハイボールや生ビールなど100種類以上あるのも魅力です。

利用条件として1人1品以上の注文が必要ですので注意しておきましょう。

YAKINIKU FUTAGO 17th St.

高級焼肉店として新橋駅近くに店舗を構える「YAKINIKU FUTAGO 17th St.」。月額ではなく年会費16500円の特別会員になると黒毛和牛やアラカルトメニューが半額になります。気になる方は一度店舗にお問い合わせしてみましょう。

29ON

西新宿本店、池袋、表参道などに店舗を構える29ONですが完全会員制なのが特徴です。

低温調理で旨味を凝縮させる調理が有名です。

サブスクで年会費を支払うことで会員になることができます。住所が非公開ですのでホームページのよくあるお問い合わせを参考にしてみましょう。

ラーメン店のサブスク導入例

ばんからラーメン

池袋と秋葉原に店舗を構えるばんからラーメン。月額6800円のラーメンパスポートを購入するとなんと「ばんから」「つけ麵」「とんこつ」の3種類のラーメンのいずれかが1日一杯無料!さらに、月額300円のトッピングパスポートを購入するとチャーシューや味付け卵などの8種類のトッピングいずれか1種類が1日1回無料。角煮パスポートは月額1000円でトッピングの角煮が毎日無料。1日あたり226円でラーメンが食べれるのでラーメン好きにはたまらないサブスクです。

野郎ラーメン

インスパイア系ラーメン(マシマシで特盛にできる)で有名な野郎ラーメン。月額8600円で1日一杯3種類のラーメンが無料です。

  1. 豚骨野郎ラーメン(780円)
  2. 汁なし野郎ラーメン(830円)
  3. 味噌野郎ラーメン(880円)

野郎ラーメン全店で利用でき、3種類の中から選べるので飽きにくいのが特徴です。

ラーメン好きだけでなく、お昼や夕飯はがっつりたべたい方におすすめのサブスクです。

桂花ラーメン

熊本発の桂花ラーメンですが東京都の新宿、池袋、渋谷にも店舗を構えています。

「桂花ラーメン」では桂花ラーメン月4回パスを購入すると月額2200円で1ヶ月に4杯の桂花拉麺を食べることができます。

定価は一杯780円ですので1ヶ月で約1000円お得に。

1週間に1回はラーメンを食べる方におすすめのサブスクです。

フレンチのサブスク導入例

Provision

東京六本木にあるフレンチレストランです。Provisionでは2種類のサブスクがあります。

月額50000円の「De Luxe」:一回につき4名様まで全てのメニューを1ヶ月何度でも楽しめる(一部高級ワインを除く)

月額3000円の「Unison」:一回につき4名様まで追加料金を除くメニューを1ヶ月何度でも楽しめます。

月額制のサブスクの中では高価ですが、フレンチが好きな方や金銭的に余裕がある方は入会してみても良いかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか。

  • サブスクの概要
  • 飲食店にサブスクを導入するメリットと注意点
  • 飲食店でサブスクを行う上で便利なサービス
  • 【業種・業態別】飲食店にサブスクを導入した事例

についてまとめてきました。

飲食店でのサブスク導入を考えている方は同じ飲食店の業種・業態でどんなサブスクを行なっているのか。どんなお得なサービスの提供を行っているのかをリサーチすることです。

そして自社で展開するためのサブスクの価格設定やサービス内容について細かく設定していきましょう。